2月13日は「へいみんみょうじひっしょうぎむれい、平民苗字必唱義務令」が公布された日です。
因みに9月19日は「苗字の日」、2月13日は「苗字制定記念日」と呼ばれています。
これは明治8年に当時は公家か武家が名乗ることを許されていた「苗字」を
国民みんなが名乗ろうね!という法律が始まったという事を意味しています。
日本の苗字のルーツは武家にあると言われていて、「領地」の証としてのルーツがあるモノです。
ですから、平民からすれば個人の認識さえできればそこまで必要性の無いものだったのかもしれませんよね?
生まれたときから存在するので不思議には感じない「苗字+名前」のセット。
実は世界的には日本はとてもバラエティー豊かな苗字があって、30万種を超えると言われています。
お隣の中国では約9000万人が「王・わん」さんが苗字の方がいますが、日本で多い苗字といわれている「佐藤」さんでも全体の2%しかしません。
余談ですが、「空」をきのしたさん、と読む所以は、
「カキクケコ」で「くう」とも読める「空」は、「キ」の下にあるのでそのまま「キノシタ」で広がっていったと言われています。
電話で読み間違えを防ぐ「フォネティックコード」に似ていますねw
結構実は面白い「苗字」の話。
日本人なら知っていても損はない分野かもしれないですね。